1度すでに手術してしまった自分を、その癌に犯されている途上の自分やもっと過去に遡って知らせられたなら、と何度も思いました。もうちょっと知るのが早ければ、、、と。
だけどその頃はきっと知ったとしても、まさか即手術の状態になっているだなんて思いもよらなかったので、スルーしていたような気がします。
そして、手術跡は残ったものの、今では勲章として、むしろこの経験を経ることが出来て大切なエッセンスを手にすることが出来たのだと本当に感謝しかありません。
元の自分以上の自分です。人生初くらいな過去一最高潮なコンディションへ導かれ、それがデフォルトで居られて毎日がそれが基本で楽しく心底幸せで、自分が自分の人生の運営者なのだと実感出来ました。
よくスピリチュアルな人たちが言っている「クリエイティブ」の意味が分かった気がしました。細胞レベルから健康であるがゆえに発現する私だけの個性の輝き。なんにも気負わず、難しいことを考えたり策を練ったりするのではなく、ただただ自分であるだけで自然と色んな恩恵がもたらされるような(もちろん行動するのは自分なのですが)、地球や宇宙との一体感を感じました。
また、手術することがなければ知り得なかった、病院での一連の検査の日々(MRIやPET-CTにも入りました)、採血に何度も何度も行き1回に5本アンプルも取られること数回。そして入院・・手術と。麻酔を受けた事。術後に目覚めた時の事。1週間の入院生活での看護師さんのかいがいしい働く様、食事内容、点滴、支払いや保険システムetc..世の中のシステムを少し垣間見る事が出来、勉強になりました。
それらは今だから言える、決してネガティブな事ではなかったと。
そして、やはりお腹に傷を入れることなく、未然に防げる(防げるというか、本来の正しい細胞レベルからの本物の健康である状態が理想)人を何とか助けたい、自分のような二の舞になる人を1人でも救いたいと思うようになりました。